N tuple’s blog

気がつけばいつも周回遅れ、えせエンジニアのメモ書き

久しぶりのArduino、ATtiny13Aの開発を行う

レジストに印刷されたイタリアがかっこいい!

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何周遅れかわからないほどの周回遅れだけどArduinoを再開、

これは随分前、ユーロが高かった頃に買ったものだ

何をしたいのかと言うと、リモコンでTVの電源、音量制御のコントローラーを作るのだ

 

昔買った Arduino Duemilanove が今の環境で使えるのか確かめてみた

 

なんの問題もなく使える、ちょっと拍子抜け

USBドライバーを入れなくても認識されましたよ、進歩しているのね

 

Arduioの設定は

 〔ツール〕⇨〔ボード〕からArduino Duemilanove or Diecimila を選択

 〔ツール〕⇨〔プロセッサ〕から ATMega328 を選択

 〔ツール〕⇨〔シリアルポート〕からcu.usbserial-A9007WJw を選択

 

ダウンロードページ

 Arduino 1.6.9  Arduino - Software

 

ArduinoでATtiny13Aの開発をする

Arudino でATinyのプログラム開発し、Arduino を書き込み機にしてチップに焼くこともできるらしい。

IDE Ver 1.0.5 なら割とすんなり環境を整えることができるようだけれど、Ver 1.6.9 では少し手直しが必要でした。

ATtiny 44/84/45/85 ならVer 1.6.*で正式サポートされているようです。

参考ページ

Ver1.0.5でATtiny13を開発 Arduino IDEでATtiny他の開発(Arduino-ISP編)

Ver1.6.*でATtiny 44/84/45/85を開発 Programming an ATtiny w/ Arduino 1.6 (or 1.0)

 

ARMやIntelのCPUを仲間に加えるためにいろいろと修正が必要になったみたい

変更するのは

  • ディレクトリー名の変更
  • テキストファイルの修正(2ファイル)

 

やってみよう

1、ATtiny13開発の関連ファイルを取得する

 Core13 から Released /core13_022_arduino_1_6.zip をダウンロードします

 

2、ダウンロードした "attiny13" をAruinoのスケッチ保存ディレクトリに移動

 書類/Arduino/ の下に hardware と名のディレクトリを作ってその中に展開した attiny13 を移動します。

 

3、一部のディレクトリ名を変える

ディレクトリの構成と変更するところ(一箇所)を示します

$ tree -d

.           ※(スケッチの保存場所)

└── hardware    ※(ディレクトリーがなければ作る)

   └── attiny13    ※(2でダウンロードしたもの)

       └── avr

           └── cores   ※この名前を variants に変更する

               └── core13

 

4、テキストファイルの置き換え

次の2つのファイルを置き換えます

  • hardware/attiny13/avr/boards.txt
  • hardware/attiny13/avr/platform.txt

 置き換えるファイルは下のリンクから

 ファイルの保存場所

 参考ページ boards.txt,platform.txtの設定方法の説明 

 Setup Arduino IDE to program Attiny 13/44/45/84/85

 

〔ツール〕⇨〔ボード〕から ATtiny_13 を選択、コンパイルできるようになりました

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単なるLチカで42%も使う。アセンブラを使わないとダメかも